2015年07月20日

エンジンから異音がするんです。

お取引先の業務用バイクのエンジンから「異音がします」とご連絡があり修理をはじめました。
エンジンを始動すると、ギャギャギャ~と金属音がします。
焼きついたときの音に似ていますが、エンジンは止まりません。
キックするときの足にも、ゴリゴリとした感触がします。クランクシャフトのベアリングでしょうか?


回転部分が多いクラッチ側を分解して確認をしたところ、当初感じたクランクシャフトのベアリングの異音ではないような・・・クランクシャフトを直接回しましたが異音がしません。


順を追ってクラッチを組み立て直してみると・・・ちょっと回転が渋いようです。


よく見ると、クラッチボスのセンターにあるスペーサーの様子が変です。焼き付いたように変色しています。


中を見ると磨耗して段差が出来ています。回転も円滑でなく引っ掛かりがあります。これが原因かな?


取り急ぎ備品を手配して交換してみましょう。  
タグ :YAMAHAメイト


Posted by 店主敬白 at 14:07Comments(2)バイク自転車の修理

2015年07月05日

作業台の修理

自転車を修理する際に、欠かせない作業台ですが、先日 重い電動アシスト自転車を載せた際に壊れてしまいました。


慌てていたので、壊れた際の画像がありませんが・・・
作業台の付け根が荷重に負けて折れてしまったんですね。
そこで近所の板金屋さんに相談したところ、あっという間に直してくれました。しかも補強までしてあります。感謝icon12


補強のおかげで以前より安定感が増して作業しやすくなりました。  
タグ :皐月自動車


Posted by 店主敬白 at 05:44Comments(0)自転車の修理お気に入り

2014年11月10日

ステッカーのはがし方

通学自転車に貼られている学校のステッカーはとても強力に張り付いているので、簡単にははがれません。今回はそのはがし方の紹介です。


①まず道具を用意します。ドライヤーと ちょっとした工具の専門店で手に入るスクレーパー。かみそりが先端についています。


②ステッカーをドライヤーで温めます。電源の無い屋外では熱湯をかけても用が足ります。


③ステッカーの端からスクレーパーではがしていきます。ステッカーの下にスクレーパーの刃をもぐりこませるイメージです。


④ステッカーの糊を温めて軟らかくしてはがしていく原理なので 冷めてしまったら再度温め直します。ものによっては暖めた段階で簡単にはがれることもあります。


⑤糊が車体に残ったらガソリン、又はシンナーでふき取ります。模型の塗装用シンナーは比較的入手しやすいと思います。


⑥シンナー又はガソリンを布に染み込ませてこすります。このとき塗装を傷めないために、シンナーやガソリンを使い過ぎないのがポイントです。


⑦少し根気の要る作業ですがキレイになります。





  


Posted by 店主敬白 at 04:58Comments(0)自転車の修理

2014年08月10日

タイヤ整備の強化月間

春先に発表された「冷夏」の予想に反して、猛暑が厳しい夏になりましたね。
気温の上昇に伴い「タイヤのトラブル」が増えています。

暑い夏を快適な自転車生活を過ごせるように「タイヤキャンペーン」開催中です。


自転車にはさまざまな用途があるので、目的に適したタイヤをおススメしています。


もちろん性能の良いタイヤは価格もそれなりです。中にはそこまでの性能を求めない方もいらっしゃいます。当店ではお値打ちなタイヤから、高機能高性能のタイヤまで幅広くご用意しています。
お気軽にご相談くださいね。


  


Posted by 店主敬白 at 07:04Comments(0)自転車の修理電動アシスト

2013年11月23日

冬のトラブル

いよいよ寒い季節になってきました。icon04通勤通学に自転車を利用されている方は、本格的な冬に入る前に「冬越えのお手入れ」が必要です。

冬場のトラブルで多いのが、鍵の凍結とブレーキ&変速ワイヤーの凍結です。


鍵の種類で多い「馬蹄錠」(サークルロック)タイプは、鍵穴が上を向いているため普段から雨水などが浸入しやすく、内部に水が付いていることが多くて寒い時期になるとその水分が凍結して鍵が開かなくなるのです。

ブレーキなどのワイヤー類も、鍵と同様に中に入ってしまった水分が凍結して動かなくなります。学生さんたちの間で流行っている「鬼ハンドル(謎)」にいたってはワイヤーの先端が上を向いてしまっているので雨水が浸入しやすくて危険です。


そこで冬を迎える前の対策です。

まず「鬼ハンドル」は元に戻しましょう^^

鍵は凍結する危険のある水分を追い出して低い温度でも固まらないオイルを注油です。ワイヤーに関しては交換をお勧めします。いずれも数百円から千円程度でできる修理なので凍結する前に当店へご相談ください。
  


Posted by 店主敬白 at 07:19Comments(2)自転車技術情報自転車の修理