2016年03月11日
いまどきのバイクの修理事情
排気ガスの規制値が厳しくなって、小排気量の原動機付き自転車にも燃料噴射式のインジェクションが採用されてそろそろ10年。
キャブレタータイプ特有の修理もめっきりなくなって、エンジンのかかりも良くて使用する方にとって大変快適になったと思います。
整備の様子も大きく変化しました。
自己診断機能が搭載されているので、ある程度の不具合はテスターや警告ランプの点滅回数で判断が出来ます。
調子が悪かったり不具合の場合はこのインジェクションランプの点灯で不具合を診断します。

今回は「普通に走れるけど、最近なんとなく調子が悪くてインジェクションランプが点滅を始めました。」とのこと。
いまどきのバイクは少なくても油温・水温(水冷の場合)・傾斜・PBセンサー(吸入負圧)・排気温度など様々なセンサーが付いていて全てコントロールユニットで制御されています。
さて、インジェクションランプの点灯をカウントすると7回。
ここで登場するのがサービスマニュアル。これが無いと何も出来ません。

7回点滅は・・・油温センサーの断線か異常のようです。点検してみましょう。判りにくいですが、シリンダーにちかいクランクケース下側にセンサーがあります。
配線にテスターをあててみると断線はしていないようです。ということは?

センサーの異常ですね。本当かなぁ?でも交換するしか手段が無いので部品を用意して交換です。
外したセンサー。マニュアルにはセンサー単体の良否判定が書かれていません。外観を見てもどこが悪いのか判りません???

で、交換しても自己診断機能に不具合の履歴が残るので、専用のカプラで消去します。

これで完成、確認してエンジンを始動します。インジェクションランプも消えてどうやら問題は解決したようです。

本当に修理が出来ているのか???今までの修理とはまったく違うので戸惑ってしまいます。
キャブレタータイプ特有の修理もめっきりなくなって、エンジンのかかりも良くて使用する方にとって大変快適になったと思います。
整備の様子も大きく変化しました。
自己診断機能が搭載されているので、ある程度の不具合はテスターや警告ランプの点滅回数で判断が出来ます。
調子が悪かったり不具合の場合はこのインジェクションランプの点灯で不具合を診断します。
今回は「普通に走れるけど、最近なんとなく調子が悪くてインジェクションランプが点滅を始めました。」とのこと。
いまどきのバイクは少なくても油温・水温(水冷の場合)・傾斜・PBセンサー(吸入負圧)・排気温度など様々なセンサーが付いていて全てコントロールユニットで制御されています。
さて、インジェクションランプの点灯をカウントすると7回。
ここで登場するのがサービスマニュアル。これが無いと何も出来ません。
7回点滅は・・・油温センサーの断線か異常のようです。点検してみましょう。判りにくいですが、シリンダーにちかいクランクケース下側にセンサーがあります。
配線にテスターをあててみると断線はしていないようです。ということは?
センサーの異常ですね。本当かなぁ?でも交換するしか手段が無いので部品を用意して交換です。
外したセンサー。マニュアルにはセンサー単体の良否判定が書かれていません。外観を見てもどこが悪いのか判りません???
で、交換しても自己診断機能に不具合の履歴が残るので、専用のカプラで消去します。
これで完成、確認してエンジンを始動します。インジェクションランプも消えてどうやら問題は解決したようです。
本当に修理が出来ているのか???今までの修理とはまったく違うので戸惑ってしまいます。